Netflixのオリジナル作品は面白いのか

映画・動画配信

Netflixでしか見られないオリジナル作品が数多くある。
映画やテレビと違って、興行収入や視聴率などの判断基準がないので作品選びはなかなか難しい。
折角なら「当たり」だけ見たいですよね。

映画のような単体作品

シリーズものもあれば映画のように単体作品もある。
で、今回は特に単体作品の話。

確かにキャストや映像を見ると、お金も手間もかかってそうだ。
いくつか見たが、最後に「?」となる作品が多い。
そう、すっきりしないのだ。

まだ続けるつもりなのか、「後は想像にお任せします」的スタイルなのかは不明だが、「ここで終わるか…」と思ってしまうことが多々ある。

アメリカのシリーズモノは、人気があれば続けるスタイルなので、シーズン1は良くても、段々と人気が落ちるといきなり次のシーズンは作らなかったりする。
それと同じ感覚に陥る。
せめて単体作品ぐらいはスッキリして欲しいものです。

そもそもNetflixとは

世界190カ国以上で展開する動画配信サービスで、2020年の売上は250億ドルとも言われている。

Netflixは1997年にカリフォルニア州で創業。
DVDレンタルサービス業が最初で、現在のようにストーリーミングサービスを始めたのは2007年とのこと。

順調に売り上げを伸ばして、配信だけでなく、オリジナル作品の製作にも乗り出すようになる。
最初の作品と言われているのが、2013年公開の政治ドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』。
製作費として1億ドル!ケヴィン・スペイシーやロビン・ライトなど豪華俳優陣に製作総指揮はデヴィッド・フィンチャー!と話題になりましたね。

エンディングが「?」の作品

色々見た結果、「そんな終わり方…」というのが結構多い(個人の感想ですが…)。
その筆頭が『すべての終わり』という作品。

原因不明の異変が発生。行方不明になった妊娠中の婚約者を捜すため、若き弁護士は未来の義父とともに、危険を承知でシカゴから西海岸へ向かう。

すべての終わり | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

主演は『ダイバージェント』のテオ・ジェームズ。個人的にはユージに似てる気が。
それとフォレスト・ウィテカーも使ってます。個人的には鶴瓶に似てる気が。

※以下、ネタバレ含む注意
結果的に原因不明は原因不明のまま。
スッキリしませんね。
ラストは煙というかの土石流ような現象に巻き込まれそうになりながらもクルマで逃げて…みたいな感じで終わる。
結局逃げられたのか不明で、スッキリしませんね。

やっぱりNetflixオリジナル作品の制作ペースが速すぎて、内容が追い付いていない気が。
とりあえず面白そうな案だけあるから、それだけで作っちゃえ!って感じを受けます。
実は一生懸命作ってたらごめんなさい。
残念です。

もちろんおすすめもあります

ド派手な作品が好きなので『6アンダーグラウンド』は見ごたえがあった。
主演ライアン・レイノルズ+監督マイケル・ベイという、これぞハリウッド大作的な組み合わせ。
謎の設定ではありますが、派手なアクションが楽しめます。

総製作費1億5000万ドル(約164億円)だそうです。
劇場公開しないで元が取れるんですかね?
ちなみにマイケル・ベイの主な作品の製作費は以下のとおり。

アルマゲドン(1998年)1.4億ドル
パール・ハーバー(2001年)1.4億ドル
トランスフォーマー最後の騎士王(2009年)2.1億ドル

ハリウッド大作にNetflixも負けてませんね。

最後に、もうひとつおすすめは『マリッジ・ストーリー』。
ローラ・ダーンがアカデミー賞の助演女優賞を受賞し話題に。
演出家の夫と俳優の妻が離婚するまでの過酷な道のりを描き、『6アンダーグラウンド』とは全く毛色が違いますが「おー」という作品です。
ブラック・ウィドウとカイロ・レンが夫婦です。
ガチで夫婦喧嘩したらどっちが強いのかな。

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