コロナ過でハリウッド映画の公開が停滞している中、元気なのは動画配信サービスのオリジナル作品。
役者も制作陣もハリウッドのそれと変わらないので、今は我慢の時ということで、amazonの作品を見てみよう。
子供に見せられない面白さ
amazonも映画のような単体作品やシリーズものも多く制作している。
新しいところではクリス・プラット主演の『トゥモロー・ウォー』。
異星人の攻撃で劣勢に立たされた未来の人類を救うべく、プラットさんが活躍する大作で、映画館で封切られても違和感のない作品だった。
この作品のレイティングは「16+」だが、もっと大人向けのR指定作品をおすすめしたい。
ザ・ボーイズ
現在、シーズン2まで公開されているコミックが原作の同作。
ブラックコメディというか、いわゆる「エロ・グロ」的な世界観で、『ゲーム・オブ・スローンズ』などが好きな人にはピッタリの作品だろう。
権力や私欲、名声に取り憑かれ、腐敗したスーパーヒーローたちと、それに立ち向かう超能力を持たない普通の人間たちが描かれている。
主役は、ヒーロー活動の巻き添えで大切な人を失った普通の人間の方。
スプラッター風の描写やセクシャルな展開等、まさに大人というか『男』の見る作品。
ウチの子供にはとても見せられませんね。
それぞれ配役も素晴らしく、キミコ役の福原かれんも思わず応援したくなります。
シーズン3は『スーパーナチュラル』のディーン役(お兄ちゃん)でおなじみのジェンセン・アクレスも出演。
21年現在、撮影中とのことなので公開が楽しみ。
アップロード
こちらのレイティングも「18+」。
未来では、死後に仮想現実へ意識をアップロードすることが可能で、その死後の世界にアップロードされた主人公と顧客サービス係との間で展開していくストーリー。
ベースはコメディだが、主人公ネイサンの死の真相に迫るサスペンス要素とサービス係ノラとのロマンスなど、色々な要素があって、見始めたら止まらなかった。
シーズン1のみ公開されていて、シーズン2の製作もスタートしたようなので、こちらも楽しみに待とう。
ジャック・ライアン
シーズン2まであり、こちらはちょっとソフトな「16+」。
映画でもお馴染みのトム・クランシー原作の有名キャラ、ジャック・ライアンが主人公。
ハリソン・フォード、ベン・アフレック、クリス・パインらが演じてきたのに比べると、本作主演のジョン・クラシンスキーはちょっと地味だけど、作品自体はなかなか。
アメリカ、ヨーロッパ、中東と世界を舞台にスケールも大きな作品。
同じくトム・クランシー原作の『ウィズアウト・リモース』もあわせておすすめ。
こちらはシリーズではなく単作です。
Netflixとの違い
簡単にまとめてしまうと以下のような印象。
Netflix=ダーク、重厚、思わせぶり
それぞれオリジナル作品を色々と見た個人的な感想です。
とにかくNetflixは暗い作品が多い。
『ワクワク・前向き』みたいな作品ありましたか?
あくまでも個人的な意見です。