オッパン カンガルースタイル

キャンプ・アウトドア

Eh-Sexy Lady♪の『江南(カンナム)スタイル』ではなく、キャンプにおけるカンガルースタイルのお話。
じつは最近よく耳にするので気になっていました。

カンガルースタイルって何?

大型テントの中に就寝用の小型テントを入れ込み、まるでカンガルーの母親の袋の中に納まる赤ちゃんのような状態のキャンプのこと。
要するに大型テントやシェルターの中に小さいテントをたてちゃうこと。

ひと昔前ならキャンプ場に並ぶのは定番のコールマンのドーム型のテントばかりだったけど、最近はワンポールや2ルームなどバリエーションもメーカーも色々見かけるようになった。

従来のテント+タープから進化

寝るためのテントとリビング空間のためのタープの組み合わせが定番だったが、その寝室とリビングを一緒にしてしまったのが2ルームテント。
テントとタープの機能があるので、設営が楽という反面、開放感は失われてしまう。

2ルームテントの一般的な設営は、ドーム型またはカマボコ型の外枠を立てて、その中に就寝ペースのテントを吊り下げるといった手順。
以前はドーム型の2ルームテントを使っていたが、設営がなかなか大変。
ポールの組み合わせを間違えると形にならず、やり直しでかなり時間がかかる…。
それに比べると最近増えたカマボコ型もほうがポールがクロスするような組み合わせにならないので、慣れてしまえば設営は楽そうだ。

カンガルースタイル専用テントも

2ルームテントからさらに進化したのがカンガルースタイル。
2ルームテントは、外側の母テントと内側の子テントが一体型なのに対して、カンガルーは独立型。
つまり母テント内を自由にレイアウトできるという利点がある。

子テントには専用のテントも登場している。
母テントの中なので特に防水を気にする必要もないので、コットンも使用できるのだ。
コットンは吸湿性に優れた素材なので結露を軽減し、さらに生地も厚いため遮光性も高く、より快適に眠れるという訳だ。

さらなる進化?フロアレステント

また、最近のトレンドでコットを使用しているキャンパーも増えている。
「コットって何?」という方のために説明すると、要するに足を伸ばして寝転がれる一人用ベンチというかベッドのこと。
ウチの子も保育園のお昼寝にも使ってますね。

そんなコットやハンモックを使うのがフロアレステントだ。
カンガルースタイルのように大型テントやシェルターをを使うのは同じだが、内部でテントは使わずに土や砂利の上で直接コットやハンモックを設置してしまうというもの。
利点としては地面と離れているので、風通しがよく、夏の暑さ対策になることと、雨が降った際も地面の濡れを気にしなくて済むということ。

まとめると、夏はフロアレステントで、冬はテントを入れてカンガルースタイルというのが良さそうだ。

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